コラム

2020.3.5 ヒゲ脱毛

ヒゲ脱毛後のスキンケア　化粧水と乳液の基礎知識

化粧水ってそもそも何？？

化粧水と聞くとなんとなく「お肌に水分を補うもの」というイメージがあると思います。このため、「別に化粧水なんて買わなくても、水をつけておけばいいんじゃないの？」と考える男性もいるかもしれません。しかし、「ただの水」ではなく「化粧水であること」にはやはり意味があります。

化粧水の役割：肌の内部に水分を浸透させること

水と化粧水の違いは、「水分の浸透力」にあるとお考えください。水を顔にばちゃばちゃと付けてもお肌はその水分を吸い上げませんが、化粧水であればしっかりと水分が肌内部に浸透していきます。

お肌がぷるぷるとしてみずみずしい状態というのは、肌の角質層がしっかりと水分を確保できている状態で、この状態に近づけるのが「化粧水」の役割です。

ただし「化粧水」では貯水までは期待できない

洗顔後、化粧水をつけてお肌に不足した水分を補ってあげても、水分は時間と共に蒸発していきます。水分を蒸発させないためには、皮脂によるコーティング（皮脂膜）が必要になるのですが、これは洗顔を通して奪い去られてしまいます。

このようなことから、「化粧水」で補った水分を維持するためには、皮脂膜に代わる「何か」が必要になってきます。

乳液の役割：水分保持のためのコーティング

乳液には、美容成分をお肌に届けるとともに「肌を油分でコーディングするような役割」があります。特に女性は男性と比較して「皮脂量」が少ないため、洗顔後に化粧水で保湿してもその水分量を維持しにくいという特徴があります。

このため、多くの女性は洗顔後にまず「化粧水」で水分を補い、その後に「乳液」を付けることで肌表面を保護するという方法を取っています。

男性も乳液を使用すべきか？…は肌体質次第

男性の皮脂量は女性と比べて３倍程度あると言われています。このため、女性が洗顔後に化粧水と乳液を使用しているからと言って、自分もそのままそのスキンケア習慣を真似ればよいとは限りません。

必要以上に油分が貯まるとかえって肌トラブルを招くケースがありますので、おススメとしては「化粧水」で様子を見て、必要だと思われたときのみ「乳液」も試すような形が良いでしょう。

ヒゲ脱毛の後は乾燥しやすくなる？？

メカニズム的なところを捉えると、ヒゲ脱毛の後は「幾分乾燥しやすくなった…」と感じるのが本来の姿かもしれません。もちろん、感じ方は患者さまの肌体質や脱毛施術回数などによっても異なりますが、産毛（うぶげ）を含めて体毛は肌表面に皮脂を効率よく運ぶという役割も担っています。

この関係で、ヒゲであれば無くなったときに（あるいは少なくなったときに）一定程度水分が保持されにくくなる影響が出る可能性があるのです。

体毛は皮脂を運ぶことにも貢献していた！？

乾燥を補うためにもスキンケア習慣を！

実際にお肌の乾燥傾向を感じるかどうかは患者さま次第ですが、当院では脱毛後の乾燥影響を見据えて「化粧水」などを使用したスキンケア習慣の実施をおススメしています。

せっかくヒゲが少なくなってスッキリしたお顔なのに、乾燥によって肌トラブルが出やすくなってしまっては元も子もありません。 元々の皮脂量の関係もございますので、まずは「化粧水」で様子を見ていただき、必要に応じて「乳液」も試すなどの段階的なケアをおススメします。

「スキンチェッカー（肌チェッカー）」は使える美容アイテム

「スキンチェッカー」をご用意いただければ、その時々のお肌の水分量と油分量の目安をご確認いただけます。洗顔後の「化粧水」を付ける前のお肌の状態（水分量〇％、油分量〇％）と、洗顔後の「化粧水」を付けた後の状態（水分量〇％、油分量〇％）を比較すれば、「化粧水」の効果を具体的な数値としてご実感いただくことも可能です。

このスキンチェックを１時間後にもう一度実施すれば、その後どれくらいの速度で水分が失われていくのかといった「自分の肌体質」を知ることができ、化粧水の比較や乳液の選択にも役立ちます。

「スキンチェッカー」自体は特別高価なものでもありませんので、ヒゲ脱毛を期に少し美容方面にも力を入れて、若々しさと清潔感を前面に出せるようなケアを試みてはいかがでしょうか。

「無料カウンセリング」実施中！

当院にはヒゲ脱毛のスペシャリストである女性看護師が多数在籍しています。ヒゲ脱毛後のスキンケアについても女性ならではのきめ細かなアドバイスが可能です。「これからヒゲ脱毛を考えている！」という初めての患者さまには「無料カウンセリング」を実施していますので、お気軽に当院までご相談ください。

皆さまのお越しをお待ちしております。